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スタッフみやもとです。
先日ある大学院大学で名誉教授の先生が主催
する、市民講座にお伺いしてきました。
産学官界、第一線の方々の話を無料で聴けて、
さらにわずかな実費で懇親会にも参加できる
というありがたい機会。
今回の講師は国際金融の専門家の先生で、先
月の米国大統領選の結果を受けて世の中がど
う動くかという話をじっくりしてくださいま
した。
日本よりマネーゲームと産業の空洞化が進ん
でいる米国、どうやって実需の世界に軌道を
戻して国力を取り戻すか。
その解のひとつがDXだと、この先生はおっ
しゃいます。
例えば自動車産業。エンジンやモーター、あ
るいは車体やハーネス、バッテリーや内装な
どパーツの生産はもう新興国を含めた他国に
任せるほかない。
ではどこをコアテクノロジーとして押さえて
業界をリードしていくかというと「自動運転
技術」になるだろうと。
なるほど、そこを押さえておけば完成品を自
社ブランドとして売り、利幅を稼ぐことがで
きますからね。
みなさんはこの作戦、どうお感じになります
か。また日本の産業はこれから、どんなコア
テクノロジーを押さえていくのがよいとお考
えになるでしょう。
私もそんなことを考えながら、この年末年始
を過ごして行こうと思います。
今年1年、記事にお目通しくださったみなさ
ま、ありがとうございました。
来たるべき年も張り切ってまいりましょう。