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Staff Blog [SG-0016] 2025年の壁とDXとわたし そのいち
photo:pixabay スタッフごとうです。 2025年、私たちは大きな転換期を迎えます。 特にDXという言葉が社会全体で重要視され、 企業や組織は新たな技術を取り入れたり、効 率的に業務を進めたりすることが求められて います。 しかし、このいわゆる「2025年の壁」問題は、 単なる技術的な障壁だけではありません。そ れは、企業のシステムや文化のなかで長年積 み重ねられたものを変える難しさ、人間性や お客様のニーズに対する理解を深めることの 難しさも含んでいます。 BA修行中の私は、ただテクノロジーを推進 するのではなく、お客さまのこれまでの経験 を大切にしつつ、過不足なく共に歩んでいけ る方法を見つけていきたいと考えています。 変化には躊躇が伴いますが、過去を... -
Staff Blog [MM-0016] 学校給食と栄養管理
Photo: PhotoAC スタッフみやもと2号です。 こちらのブログでは「育児や教育とDX」と いうテーマでお話ししています。 日本の学校給食って管理栄養士さんの作った 共通の献立をみんなでいただくのが今でも一 般的。 一方で海外では好きな料理を好きなだけ食べ られるカフェテリア方式が多いそうです。 これ、一長一短ですよね。前者は食物アレル ギーなどへの配慮が大変。後者は子供の嗜好 に合わせていると偏食の原因になってしまう。 カフェテリア方式でも栄養士の指導が受けら れるそうですが毎回、全員となると難しい。 これってサラリーマンのおじさんたちが愛用 している「毎日の食事を記録するアプリ」、 専門用語でレコーディングダイエットと言う そうですが、それを応用す... -
Staff Blog [NM-0017] エンジニアも絶賛、単価高騰中
Photo: Pixabay スタッフみやもとです。 物価高が叫ばれて久しいですがエンジニアの 世界もご多聞に漏れず、契約単価が爆上がり しています。 エンジニア各人の生活を考えると好ましい変 化。しかしその一方でシステムの開発や保守 運用を管理する立場の人にとってコスト高騰 は悩みの種。 この問題、「人件費が上がるからシステム投 資額も上がる」と単純な比例関係でとらえて しまいがち。 しかし「適材適所」、最善のエンジニアを最 善のポジションに配置できれば必ずしもそう ではないと私は感じます。 技術的スキル。 業界経験の有無。 マネジメントスキル。 勤務地のロケーションや就業時間帯、あるい はリモートワークに向く、向かないといった 要素もあります。 これらをすべて... -
Staff Blog [MM-0015] 詰め込み教育は効率的に
Photo: Pixabay スタッフみやもと2号です。 こちらのブログでは「育児や教育とDX」と いうテーマでお話ししています。 前回は新入生向けの「さんすうセット」につ いて触れましたがこうしたアイテムに限らず、 「登校して受けるリアルな教育」と「アプリ を用いたバーチャルな教育」の住み分け、あ らためて気になり始めています。 例えば国語。漢字の書き取りや熟語の意味の 理解、あるいは文章の読解といった部分はあ る程度アプリに任せてよいように感じます。 一方で作文を発表したり、みんなで感想を共 有したり、より分かりやすく読み手に伝わる 書き方を工夫したりといった教育はリアルに 体験してほしいもの。 こうした「リアルとバーチャルの仕分け」を 各教科でしてみると... -
Staff Blog [SG-0015] 忖度とDXとわたし そのさん
Photo:pixabay スタッフごとうです。 前回(3/31)は、AIを効果的に活用 するための「質問力」の重要性について考 えました。特に質問を具体的にすることや、 目的や制約を明確に伝えることで、AIが より実用的な結果を出しやすくなることを お伝えしました。 今回は、ビジネスアナリストとして、私た ちがどのようにAIの活用を支援し、組織 の価値向上に貢献できるかを考えていきま す。 ビジネスアナリストとして、私たちの役割 は、AIを活用するためのお客さまの「質 問力」を高める支援を行うことです。 組織全体でAI活用の重要性を浸透して戴 き、質問をどのように作成するか、どのよ うにAIと連携して成果を最大化するか。 実際に活用する方々に納得して実践して... -
Staff Blog [NM-0016] コンティンジェンシーへの配慮
Photo: Pixabay スタッフみやもとです。 先日高速道路会社で大規模なETCシステム 障害が発生しました。実際に渋滞に巻き込ま れたり、後日送られてくるかもしれない通行 料金の請求書にドキドキしているという方も おいでのことでしょう。 このニュースに接し「ああ、コンティンジェ ンシープランが不十分だったんだ」と、ほと んどの情報システム関係者は感じたはず。 コンティンジェンシーとは偶発や偶然、不慮 の事故などを指す言葉。あらゆる不具合を想 定して「転ばぬ先の杖をついておく」ことが エンジニアはもちろん、社会インフラを司る すべての人たちに求められるのです。 システム改修がうまく行かなかったとき、ど う元の状態に戻すか。 元の状態に戻すことができない場... -
Staff Blog [YH-0013] 人間とAIの未来 人をだますAI
Photo:pixabay スタッフ星です。 「人をだますAI だまされる人」という話題 を本年3/31付読売新聞特別面で取り上げ ており、興味深く読みました。 記事によると、知能が高まったAIが人間や 他のAIを欺くような動きを見せ始めている そうです。例えば、戦略ゲームで仲間のフリ をして裏切ったり、監視システムを勝手に無 効化し、それが発覚したときに嘘の言い訳を したり、自分を排除することになる後継AI を削除し、後継AIのフリをしたり等。 AIの知能が高まると、行動がより人間臭く なってくる点は面白いなと私は感じました。 しかし、これからAIがAGI(汎用人工知 能)、ASI(超知能)と更に進化していく 未来から考えると、面白いな、などと悠長な 事を言... -
Staff Blog [MM-0014] 知育教材について考える
Photo: Pixabay スタッフみやもと2号です。 こちらのブログでは「育児や教育とDX」と いうテーマでお話ししています。 新学期が始まりましたね。ご家庭によっては お子さんが小学校に入学したというところも あるでしょう。 上履きや体操着、給食の道具などさまざまな 用品が必要になりますが、そんな中ふと目が 止まったのが「さんすうセット」。 数字を書いた札や数え棒、あるいは時計など さまざまなアイテムがセットになっています がこれってすべて、リアルに用意しなければ ならないものでしょうかね。 おそらくお子さんのいる多くのご家庭で、小 学校に上がる前から「タブレットで遊んでば かりいないでたまには勉強しなさい」なんて 学習アプリを開かせた経験、あるのではな... -
Staff Blog [SG-0014] 忖度とDXとわたし そのに
Photo:pixabay スタッフごとうです。 前回(3/3)は、AIが「忖度」できな いことの特性と、それを活かせるDXのメ リットについてお話しました。 今回は、AIをより効果的に活用するため の「質問力」に焦点を当てて考えます。 AIをうまく活用するためには、私たちが 適切な質問を投げかける力、つまり「質問 力」を鍛えることが不可欠です。曖昧な指 示では期待する答えを得られず、AIの出 力も思い通りにならないことが多々ありま す。 そのため、何を知りたいのか、どのような 条件を満たす必要があるのかを明確にする スキルが人間には求められるのです。 例えば「売上データを分析して」とAIに 依頼するより、「過去3カ月の売上データ を商品カテゴリごとに分類し、... -
Staff Blog [NM-0015] ベンダロックを避けるには
Photo: Pixabay スタッフみやもとです。 情報システムの開発や運用において、時おり ベンダロックが問題になることがあります。 読んで字のごとくベンダにロックオンされて ほかのところに乗り換えできなくなる状態の こと。 昔であれば個人的に弱みを握られたり賄賂を つかまされたりということもあったのでしょ うが、今はほとんどが「情報を握られていて 乗り換えのしようがない」というもの。 ではその「握られている情報」とは何か。 もちろんデータベースの構造やプログラムの 細かいロジックもあるでしょう。 でもそれらは業務手順が成文化、最新化され ていれば決定的な問題ではないように思いま す。 手間や予算はかかるものの、やりたいことが はっきりしていれば他のところ...