スタッフ星です。
内閣府のホームページに、
「ムーンショット目標」
が10個掲げられています。
(参考URL https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/target.html)
私はDXと人間が結びつく未来を考えると、
最終的にはこの目標に行き着くのではないか
と思っています。今回はその中から
「ムーンショット目標1」に触れてみたいと
思います。
「ムーンショット目標1」は、
「2050年までに、人が身体、脳、空間、
時間の制約から解放された社会を実現」
というものです。
この一文を読んで、皆様はどのような社会を
イメージされたでしょうか。
正直な所、私はこの一文から「死」というイ
メージが浮かびました。身体、脳、空間、時
間の制約から解放されるというのは、魂だけ
の存在になること、つまり死を連想させるか
らです。
確かに、身体を保持することは、摂食や排泄、
時に故障し、年齢と共に衰える等、不自由さ
が伴います。しかし、身体があるからこそ、
美味しい食事を味わえたり、愛する子どもを
抱っこしたり、沢山の喜びも得られるのだと
思います。
アバターやロボット技術による解放を目指す
この目標ですが、今の私にはその未来が必ず
しも魅力的には映りません。ただ、身体的な
制約を抱える方々にとっては、新しい可能性
を切り開く未来になるかもしれないと感じる
部分もあります。
この目標が描く未来が、私たちの生活をどの
ように変えていくのか。引き続き注目してい
きたいと思います。