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Staff Blog [NM-0031] 作曲とアナログ楽器
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 昨年からですか、某公共放送の視聴者参加型 音楽番組のバックバンドがなくなり、いわゆ るカラオケになりました。 収入減の折、なるべく人件費を抑えたいのだ ろうと推測しますが公式には「アナログ楽器 で演奏できない曲が増えたため」と説明され ているようです。 これもまた事実で、PC(DTM)で作曲、リ リースされたものの中には運指や息継ぎの関 係でアナログ楽器で演奏できない作品も多い。 その一方でそうした曲にもヒット作があって、 アナログ楽器で演奏してみたいというファン もまた多い。 これ、もし歩み寄ろうという作曲家さんがい るのならAIでサポートできないものでしょ うか。 ここの音をこう変えると、アナログ楽器でも ... -
Staff Blog [NM-0030] 現場百回
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 私たちがサービスのメインに据えているビジ ネスアナリシス(BA)、日本でも少しずつ理 解が広がってきました。 ただ、まだ「コンサルタントがやるもの」、 「バーチャルでもできるもの」という意識が 強いように感じます。 もちろん聡明なコンサルタントは必要ですし、 さまざまなメディアが発達していますからオ ンラインでかなりのことができるのも事実。 その一方で、ビジネスの現場に足を運ばなけ ればわからないこともたくさんあります。 自動搬送機を使わなくても、場内に勾配を設 けて自然落下させるだけでよかった。 お部屋の空き状況を管理するシステムを開発 しなくても、ライブカメラで十分だった。 書類を運ぶのに屋外を経由してい... -
Staff Blog [NM-0029] バーチャル美術館はアリか
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 今日から9月、暦の上では「芸術の秋」のス タートです。私も今週末はソレ系の大学の学 園祭にお伺いする予定。 さて多くの施設で「バーチャル美術館」が開 設されるようになってきました。 利用者にとっては現地まで足を運ぶ必要がな く、多くの場合課金もされないので便利。 一方でやはり「実物を見なきゃ」という意見 も耳にするところ。 これ、リアル、バーチャル、両方の選択肢が あってよいのではないでしょうか。 まず利用者目線で考えてみましょう。いくら アートファンだからといって世界中の美術館 に足を運ぶのは難しい。バリアフリーの観点 からも実物に代わる観賞手段があるのはあり がたいことですよね。 次に施設関係者の目線で... -
Staff Blog [NM-0028] メタバースとバリアフリー
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 「メタバース」という言葉が普及し始めたの は2020年代になってからですが、はるか昔の 1980年代初頭から少しずつ培われてきた概念。 映画にCG(コンピュータグラフィクス)を用 いるにあたり、在宅で役割分担して制作した 素材をパソコン通信で集め、観客は映画館の スクリーンでバーチャルな世界に没頭する。 黎明期はそんな感じ。 通信はアナログ回線、連絡調整は電子メール とアナログ電話、完成したコンテンツもフィ ルムで供給と今では考えられない環境ですが、 それでもメリットはありました。 特に歩行が困難なデザイナーにとってはこの 「元祖在宅勤務」は朗報。中には高いクリエ イティビティを発揮する方もおいでですから、 制作会社... -
Staff Blog [NM-0027] 転売ヤーとフードバンク
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 あるハンバーガーチェーンで、ノベルティと して配布したトレーディングカードの転売が 相次いでいると報道されていますね。 もちろん転売ヤーと言われる人たちの存在も よろしくないのですが、カードだけ持ち帰っ てフードやドリンクを捨ててしまう、フード ロスも大問題。 1人あたりの購入数量を限定するなどのアイ ディアもよいのですが、いっそのことフード バンク向けのクーポンに引き換えられるよう にしてはどうかと、個人的に感じます。 カードの購入が目的でフードやドリンクを食 べない人は店頭で寄付先を選ぶことができる。 もちろんハンバーガーショップに一任しても よい。 ハンバーガーショップはその分をクーポンと して、フー... -
Staff Blog [NM-0026] 分散休暇の後押し
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 先週からお盆休みに入っているという方も多 いことでしょう。休暇期間が長いと帰省ラッ シュも分散傾向。遊戯施設や宿泊施設からも 歓迎されるはず。 その一方でみんなが休暇に入ってしまうと経 済活動や行政サービスが滞るのを心配する向 きも。 こうした問題を軽減し、分散休暇を後押しす るのにDXもまた、役に立っていますよね。 今どきオフィスに戻らないと仕事の進み具合 がわからないという職場はむしろ少数派。 出先や休暇中でも折に触れてメールチェック をしたり、必要最小限のホウレンソウ(報告、 連絡、相談)ができるようになっているという 方が多いのではないでしょうか。 これから先、さまざまな自動化、オンライン 化が進んで... -
Staff Blog [NM-0025] 転ばぬ先の杖
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 今年の4月にETCシステムのトラブルが発 生したこと、ご記憶にある方も多いと思いま す。 38時間にわたってサービスが利用できなくな り、その間に利用したおよそ92万台のドライ バーには事後申告での精算が呼びかけられま した。 海外では2万4千人が申告に応じたことを賞 賛する論調もあったようですが、やはりビジ ネスアナリスト(BA)としては、事前にシス テムトラブルを想定した対応フローが整備さ れていなかったことに目が行ってしまいます。 システムトラブルにより車両が通過した証拠 (エビデンス)が残らないこと、事後申告に応 じたたった2.6%のドライバーとそのれ以外の ドライバーとの公平性と精算スキームを構築 するコスト... -
Staff Blog [NM-0023] 立会人の負担を考える
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 国政選挙が終わりました。結果や将来予測は それとして毎回、ガラパゴス的な選挙制度に 思うことが多々あります。 今回興味本位で調べてみたのは投票立会人に ついて。報酬が安すぎて最低賃金にも満たな いんですね。 休憩時間はあるようですが食事は自己負担。 かつ立会中は読書やスマホいじりもできない。 たいてい町内の世話役がかり出されているよ うですがこの負担、DXで何とかしたいとこ ろ。 さすがにライブカメラの一般公開は差し支え があるでしょうが、複数の投票所を一括して リモートで立ち会うなどの工夫はできるはず。 もちろん録画できないようにしたり、中継す る前に有権者が特定されない画像処理をする などの配慮が必要で... -
Staff Blog [NM-0022] ファクトチェックへの追い風
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 7月5日に大災害が起きるなんて予言が出て、 国際線が減便になるなどちょっとした騒ぎに なってから10日ほど経ちました。 経済的な損害のあった方にはお見舞い申し上 げますがこの手のオカルト系ビジネス、年々 やりづらくなっているのではと感じます。 まず1990年代にデジタルカメラや監視カメラ が普及し、高解像度の画像があちこちで撮影、 保存できるようになったことで幽霊や未確認 飛行物体といった話がしづらくなった。 さらに2020年代、AIの普及で今回のような 予言についてもファクトチェックができるよ うになったため、以前のようなバズり方をし なくなった。 もっとも漠然とした不安からデマを信じる人 はなくなりませんし、発信... -
Staff Blog [SG-0018]2025年の壁とDXとわたし そのさん
photo:photoAC スタッフごとうです。 前回(6/23)、変化に向き合うことと、挑戦で きる環境整備の重要性についてお話しました。 変化を取り入れるのは容易なことばかりでは ありません。しかしその挑戦は効率化や利便 性の創出などをはじめ多くの新しい可能性を 切り拓いてくれるのも確かです。 これまでの知識や経験の蓄積があるからこそ、 新しい技術に果敢に挑戦できるお客さまから、 伴走者として選んでいただける自身でありた いのです。 単に表面的・物理的な効率化だけを目指すの ではなく、お客さまの短期的・中・長期的に それぞれ最適なニーズの充足をご提案して行 きたいと考えています。 時に私は「完璧なソリューション」を提供し なければと思う自分の「壁」を感じるとき...