お知らせ– category –
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Staff Blog [NM-0025] 転ばぬ先の杖
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 今年の4月にETCシステムのトラブルが発 生したこと、ご記憶にある方も多いと思いま す。 38時間にわたってサービスが利用できなくな り、その間に利用したおよそ92万台のドライ バーには事後申告での精算が呼びかけられま した。 海外では2万4千人が申告に応じたことを賞 賛する論調もあったようですが、やはりビジ ネスアナリスト(BA)としては、事前にシス テムトラブルを想定した対応フローが整備さ れていなかったことに目が行ってしまいます。 システムトラブルにより車両が通過した証拠 (エビデンス)が残らないこと、事後申告に応 じたたった2.6%のドライバーとそのれ以外の ドライバーとの公平性と精算スキームを構築 するコスト... -
Staff Blog [NM-0023] 立会人の負担を考える
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 国政選挙が終わりました。結果や将来予測は それとして毎回、ガラパゴス的な選挙制度に 思うことが多々あります。 今回興味本位で調べてみたのは投票立会人に ついて。報酬が安すぎて最低賃金にも満たな いんですね。 休憩時間はあるようですが食事は自己負担。 かつ立会中は読書やスマホいじりもできない。 たいてい町内の世話役がかり出されているよ うですがこの負担、DXで何とかしたいとこ ろ。 さすがにライブカメラの一般公開は差し支え があるでしょうが、複数の投票所を一括して リモートで立ち会うなどの工夫はできるはず。 もちろん録画できないようにしたり、中継す る前に有権者が特定されない画像処理をする などの配慮が必要で... -
Staff Blog [NM-0022] ファクトチェックへの追い風
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 7月5日に大災害が起きるなんて予言が出て、 国際線が減便になるなどちょっとした騒ぎに なってから10日ほど経ちました。 経済的な損害のあった方にはお見舞い申し上 げますがこの手のオカルト系ビジネス、年々 やりづらくなっているのではと感じます。 まず1990年代にデジタルカメラや監視カメラ が普及し、高解像度の画像があちこちで撮影、 保存できるようになったことで幽霊や未確認 飛行物体といった話がしづらくなった。 さらに2020年代、AIの普及で今回のような 予言についてもファクトチェックができるよ うになったため、以前のようなバズり方をし なくなった。 もっとも漠然とした不安からデマを信じる人 はなくなりませんし、発信... -
Staff Blog [SG-0018]2025年の壁とDXとわたし そのさん
photo:photoAC スタッフごとうです。 前回(6/23)、変化に向き合うことと、挑戦で きる環境整備の重要性についてお話しました。 変化を取り入れるのは容易なことばかりでは ありません。しかしその挑戦は効率化や利便 性の創出などをはじめ多くの新しい可能性を 切り拓いてくれるのも確かです。 これまでの知識や経験の蓄積があるからこそ、 新しい技術に果敢に挑戦できるお客さまから、 伴走者として選んでいただける自身でありた いのです。 単に表面的・物理的な効率化だけを目指すの ではなく、お客さまの短期的・中・長期的に それぞれ最適なニーズの充足をご提案して行 きたいと考えています。 時に私は「完璧なソリューション」を提供し なければと思う自分の「壁」を感じるとき... -
Staff Blog [NM-0021] DXによる戦術の変化
Photo: PhotoAC スタッフみやもとです。 中東がきな臭くなってしばらく経ちますね。 いったん休戦した地域もありますが予断を許 しません。この微妙なパワーバランスが続く 状態、何とかしたいところ。 さてこうした戦争、紛争のシーンでもDXの 普及による変化が見られるようです。 ひとつは攻撃目標がピンポイントになったこ と。 もちろん破壊行為はよくありません。しかし 人的被害が最小限に抑えられるよう、事前の 予告をした上で設備破壊にとどめる戦術、人 手に頼っていては実現できないことです。 その一方でいわゆる「情報戦」は以前より激 化しているように思います。 過剰報道や逆の情報隠蔽、フェイクニュース、 果てはSNSでの恣意的な書き込みなどが相 次いでいる。 ... -
Staff Blog [NM-0020] 爆発的普及の裏に
Photo: Pixabay スタッフみやもとです。 今月からお仕事環境が変わったのを機にホー ムルーターの導入を検討しましたが、2つの 理由でしばらく見合わせることになりました。 1つ目の理由は料金がスマホのテザリングと ほとんど変わらなかったから。これは想定の 範囲内。 もう1つの理由は爆発的に普及しているので キャリア(通信会社)の回線速度が追いつかず、 「契約が空き次第の案内になる」と言われた から。 正直これは想定外でした。 おそらく若年層はWi-Fi完備の物件に住みたが るでしょうから、そこの需要ではなさそう。 だとすると旺盛な需要があるのは「自力で回 線を引くと原状復帰が面倒だと考えている、 賃貸契約の個人や法人」なのではないでしょ うか。 2025年の今で... -
Staff Blog [NM-0019] ガラパゴス選挙の将来
Photo: Pixabay スタッフみやもとです。 弊社東京オフィスの周りでは都議会議員選挙 が始まり選挙カーの巡回、掲示板の設置、投 票所入場券の送付など毎度の光景が繰り広げ られています。 こうしたアナログな選挙手順、もう少数派で あることは世界的に認知されているようで、 昨年起きた「掲示板ジャック事件」も、海外 ではあまり関心を持たれなかった様子。 調べてみるとポスター制作、掲示板の制作、 設置、撤去、投票所や開票所の設営、運営な どそれぞれに利権がからんでいるようです。 こうしたスキーム、米騒動と同様簡単に改善 することは難しいかもしれませんがせめて、 業者さんも「ある程度の利権を確保しつつ、 DXを進める」ぐらいの気概を持った提案が できないものか... -
Staff Blog [NM-0018] ネットにつながる権利
Photo: Pixabay スタッフみやもとです。 プロジェクトの合間を縫って3週間ほど東欧 を放浪してきました。 時おり片言の英語で意思疎通することができ ますが基本的に言葉の通じない環境、頼りに なるのはスマホの翻訳アプリと地図です。 ポータブルWi-Fiを借り出して行ったものの 通信が不安定だったり、つながらない地域が あって心細くなるシーンも。 ただこうした「ネット難民」の出やすい場所 には基本的にフリーWi-Fiが用意されていて、 そこで情報収集すれぱ何とか切り抜けられた のも事実。 空港はもちろん鉄道駅やバスターミナル、そ して著名な観光スポットなど。 一般的に東欧の通信環境はよくないと言われ ますがその一方で、最低限の通信インフラは 用意されているなとい... -
Staff Blog [SG-0016] 2025年の壁とDXとわたし そのいち
photo:pixabay スタッフごとうです。 2025年、私たちは大きな転換期を迎えます。 特にDXという言葉が社会全体で重要視され、 企業や組織は新たな技術を取り入れたり、効 率的に業務を進めたりすることが求められて います。 しかし、このいわゆる「2025年の壁」問題は、 単なる技術的な障壁だけではありません。そ れは、企業のシステムや文化のなかで長年積 み重ねられたものを変える難しさ、人間性や お客様のニーズに対する理解を深めることの 難しさも含んでいます。 BA修行中の私は、ただテクノロジーを推進 するのではなく、お客さまのこれまでの経験 を大切にしつつ、過不足なく共に歩んでいけ る方法を見つけていきたいと考えています。 変化には躊躇が伴いますが、過去を... -
Staff Blog [MM-0016] 学校給食と栄養管理
Photo: PhotoAC スタッフみやもと2号です。 こちらのブログでは「育児や教育とDX」と いうテーマでお話ししています。 日本の学校給食って管理栄養士さんの作った 共通の献立をみんなでいただくのが今でも一 般的。 一方で海外では好きな料理を好きなだけ食べ られるカフェテリア方式が多いそうです。 これ、一長一短ですよね。前者は食物アレル ギーなどへの配慮が大変。後者は子供の嗜好 に合わせていると偏食の原因になってしまう。 カフェテリア方式でも栄養士の指導が受けら れるそうですが毎回、全員となると難しい。 これってサラリーマンのおじさんたちが愛用 している「毎日の食事を記録するアプリ」、 専門用語でレコーディングダイエットと言う そうですが、それを応用す...